認知症の方の捜索にも

GPSが使えそうな悩みといえば、認知症になったお年寄りの捜索です。 フラリと家を出たまま行方が分からなくなるお年寄りも多く、介護している家族の負担となっていますよね。 そのお年寄りを追跡するため、GPS機器を持たせるのもいいでしょう。 この機器があれば、そのお年寄りがどこかへフラリと出かけて帰ってこなくても、GPS情報を見れば居場所がわかります。 相手が常に動き続けている場合でも、どこかに保護されている場合でも、位置情報さえわかれば簡単に追跡できますから、家族の負担も軽くなりますよ。
このように認知症のお年寄りの介護にGPS機器を使うため、知っておきたいポイントは何でしょうか? まずこのために使うGPS機器は、位置がリアルタイムでわかるものを使うことです。 リアルタイムでは情報がわからず、あとで機器を回収したときに、その機器が通った位置情報を確認するタイプの物もありますが、認知症の方を追跡するには不向きですよね。 徘徊癖のある方の場合、なかなか家に帰って来なかったり、短期間ですが行方不明になることもあります。 自宅に戻って来れない可能性も考慮して、選ぶGPS機器はリアルタイム情報に対応できるものにするといいです。

そしてこの方法を使うためには、その認知症の方がGPS機器をちゃんと持ち歩く必要があります。 機器は手の平サイズのコンパクトな大きさですが、コレを持ち歩かないと、位置情報を追跡できません。 相手に正常な判断力があればその機器の意味を伝えて持ち歩かせることもできるでしょうが、認知症の方が相手だと、難しいこともあるでしょう。 その意味を伝えても理解できなかったり、理解できてもすぐに忘れてしまったりして、GPS機器を持ち歩けなかったり、一度持って出てもどこかへ置いてきてしまうこともあります。

一応会話ができるようなら、その意味を伝えてなるべく持ち歩くように頼むのもいいですが、難しいようならその方の持ち物にこっそり入れておくのもいいでしょう。 その方が必ず持ち出すハンドバックや、必ず着用する上着などがあれば、それらのどこかに仕込んでおくと、認知症の方でもGPS機器をずっと携帯できます。 認知症の方は見慣れない物を見つけると、どこかへ捨てる傾向もありますから、GPS機器が見つからないよう、カバンなどの中に秘密のポケットを作り、その中に入れて見つかりにくくするのもオススメです。 このような工夫で認知症の方にしっかり機器を持ち歩いてもらえれば、その位置情報を追跡して、徘徊したときに保護できます。